OSA(大阪スキゾフレニックス・アノニマス)とのお付き合いは3年前に始まった。

SAとは、統合失調症(と関連疾患)をもつ人たちによるセルフヘルプ(自助)グループだ。
アメリカ発祥、日本でも徐々に広がっていると聞く。
主な活動は定期的なミーティングだ。8つのステップに基づき「言いっぱなし、聞きっぱなし」のルールで進められる。助言者はおらず、問題解決の話合いでもない。

はじめはOSA2周年のオープンスピーカーズミーティングを聞きに行った。
事前に問い合わせをしたら丁寧なお手紙が返ってきた。本当に親切に対応してくださった。

以後、「当事者による当事者のためのシンポジウム」に出演してもらったり、他団体からの依頼講演に一緒に出てもらったりで、これまで4人のメンバーの口演を聞かせていただいた。

それぞれの方の言葉の深さと、深みから希望が見える輝きにいつも驚いた。

一度、ふだんのミーティングに座らせてもらったことがある。場はおだやかで優しくて、一人ずつのお話が寄せては引く、静かな海のようだと思った。

その海に、いったいどんな力があるのだろう。