クリニックのメンバーが講演会の講師に招かれた。
伏見区の関係機関ネットワークが主催する、精神保健福祉講演会。

依頼を受けてメンバーに趣旨を伝えたら、数人が手を挙げて下さった。
一人が言ってくれたこと。「2年前、家で絶望していた自分が当事者の講演を聞いて一歩ふみ出す勇気を得た。だから今度は自分が話したい」。

各自で考えて原稿を書き、私がスライド化。
主催者との打ち合わせと現地下見、予行演習。みんなで準備を重ねた。

当日は150人の会場に一杯のお客さんだった。
私はふだんの(自分だけが話す)講演会より10倍くらい緊張していて、旧知の保健師さんに笑われるほど。

メンバーの3人はそんな私をしりめに、しっかりと自分の言葉で発表された。
つらく孤独だった過去。出会い。今後への思い。

会場の当事者から、家族から、関係者から、質問用紙がどっさり集まった。
3人の経験からの回答が胸にしみた。

「だから今度は自分が」の思いが生きた、希望をつなぐ講演会だった。


(講演会は「スライド+生放送方式」という独自の方法で実施。それについてはまたあらためて・・・)