岡本クリニック日記

岡本クリニック メンタルケア室    岡本慶子 精神科医

講演・発表など

クリニックのメンバーが講師に招かれて(伏見区精神保健福祉講演会)

クリニックのメンバーが講演会の講師に招かれた。
伏見区の関係機関ネットワークが主催する、精神保健福祉講演会。

依頼を受けてメンバーに趣旨を伝えたら、数人が手を挙げて下さった。
一人が言ってくれたこと。「2年前、家で絶望していた自分が当事者の講演を聞いて一歩ふみ出す勇気を得た。だから今度は自分が話したい」。

各自で考えて原稿を書き、私がスライド化。
主催者との打ち合わせと現地下見、予行演習。みんなで準備を重ねた。

当日は150人の会場に一杯のお客さんだった。
私はふだんの(自分だけが話す)講演会より10倍くらい緊張していて、旧知の保健師さんに笑われるほど。

メンバーの3人はそんな私をしりめに、しっかりと自分の言葉で発表された。
つらく孤独だった過去。出会い。今後への思い。

会場の当事者から、家族から、関係者から、質問用紙がどっさり集まった。
3人の経験からの回答が胸にしみた。

「だから今度は自分が」の思いが生きた、希望をつなぐ講演会だった。


(講演会は「スライド+生放送方式」という独自の方法で実施。それについてはまたあらためて・・・)











 

新阿武山病院・新阿武山クリニックの「心理教育セミナー」でお話させていただいて

大阪の新阿武山病院・新阿武山クリニック の「心理教育セミナー」は、今年で19年目となる歴史あるセミナーだ。
心理教育がまだ一般的でなかった時代から脈々と続けられてきたことに、以前から敬意をもっていた。
聴衆として参加したこともある。

そんな場での講演依頼をいただいて、正直緊張していた。

会場は当事者、家族、専門職、多彩なお顔がそろう話しやすい雰囲気。
平野建二先生の笑顔に励まされてなんとか役目を果たした。
なつかしいOSAの皆様にもお会いできた。

準備をとおして日頃の実践を振り返ることもできた。
感謝しています。





4コマ漫画「統合失調症とのつきあいかた」当事者50人の経験 ようやく公開

グループ療法でメンバーが出し合う、統合失調症とつきあうための知恵。
自分でできる対処の工夫や深い思い。
いろんな人に役立つように、しかも分かりやすく、と願って、4コマ漫画にして書きためていた。

みんなに見てもらうと、
「家でいつでも見れるようにしてほしい」「ホームページにのせてほしい」「家族にも見せたい」と要望多数。

多忙に負けてグズグズしていたが、
新阿武山病院・新阿武山クリニックの「心理教育セミナー」に招いていただいたのを機に
やっとブログにして公開できた。

同セミナーの打ち合わせで4コマ漫画を話に盛り込むことになったものの、
大量にあるため印刷の手間をかけるのが気が引けて、
「ネットで見ていただけます」と言えるようにと一念発起。

主催者のご好意で、結局全部印刷して分厚い資料を作ってくださったのだが、
おしりに火が付いたおかげでやっと公開にこぎつけた。

統合失調症に悩む多くの人に見てほしいから、ランキングなるものにも初めて参加。

4コマ漫画「統合失調症とのつきあいかた」当事者50人の経験はこちら
パソコン、スマホ版  http://okamoto-clinic-4koma.dreamlog.jp/
携帯版  http://okamoto-clinic-4koma.m.dramlog.jp/


統合失調症学会 シンポジウムで活動報告

3月15日、日本統合失調症学会シンポジウムで活動報告。

テーマは地域支援。
メンバーはしののめハウスの菅野治子氏、漫画家で子どもの立場から中村ユキ氏、当事者でグループホーム世話人の竹内政治氏、座長はたかぎクリニック高木俊介氏。
私からは自分の活動と考えていることを話した。

学会だけれど専門職だけでなく当事者や家族の方々が来られていて、会場の当事者から真剣な質問が出たのが良かった。
















統合失調症のひろば

雑誌「統合失調症のひろば」(2013年秋号 日本評論社)が届いた。
メンバーの座談会が掲載されたので嬉しい。
彼らの発言には大切なことがらがちりばめられていると、読み返してあらためて思う。

雑誌の冒頭に門眞一郎先生が登場されていた。
昔の一時期、児童精神医療分野で働いていたときの恩師だ。
間違ったことを言えばきちんと叱ってくださった、筋の通ったお人柄がそのままでなつかしい。

さて、メンバーに雑誌を渡すのが楽しみだ。
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